物価高や年金問題など、お金に関する不安は年々高まっていますよね。
特に子供やペットがいたり、毎月の出費でいつも頭を抱えている方も少なくはないかと思います。
今回は日常生活で簡単に取り入れられる小さな習慣をご紹介したいと思います。
お金についてなんだかいつも不安を抱えている..という方はぜひ最後まで読んでみてくださいね。
この記事で分かること
- お金が貯まりやすくなる習慣
- お金がなくてもポジティブでいる方法
- 日常生活で実践できるかんたんな心掛け
お金が貯まりやすい習慣
『お金がない』をやめる
つい『お金がない』と言ってしまっていませんか?
なんとなく『お金がない』と言っていると、買うものをセーブ出来て浪費せずに済む..なんてイメージもありますよね。
お金がない時にお金ない!というのは『暑い時にあついって言ってるようなもんじゃん~』と思う方も多いですが口癖になっていると余計にお金が入ってこなくなってしまいます。
よくある言葉
『お金持ちじゃなくてもお金持ちのようにふるまえ!』
しかし、お金がないのに『自分はお金持ちだ』と思うことは難しいですよね。
たしかに最初は思い込めてもお金持ちじゃないもんって思っちゃう..。
事実ではないことを無理やり思い込むのは、数日は続いてもなんとなく続かなくってしまいやすいです。
『自分はお金持ち』と思い込む代わりに、『十分ある』と言い換えてみることがおすすめです。
お金持ちというとセレブのようなイメージを抱く方が多く、現実とのギャップが生まれて続きにくいです。
『十分にある』と思うことでたとえ沢山のお金がなくても今のままの自分を肯定しやすくなります。
そして、もう一つのデメリットはあることに気が付きにくくなるということです。
お金がない、『ない』という言葉を発することでアレがない、コレがないと常に足りないものに意識が向いていませんか?
身の回りにはほとんど欲しくて買ったもので溢れていますよね。
言葉は無意識にも影響しやすく、『ない』が不足を呼びさらに連鎖していくようになります。
『十分ある』を口癖にすることで日常にあるものの価値を再確認することが出来ます
金と言わない
お金がない人ほどカネ、とお金を呼んでいることが意外と多いです。
- 金がない
- 金欲しい~
- 金さえあれば良いのに
たとえば高級なお店ほど裏でも『お客様』と呼ぶことが多いですよね。反対に、あまり繁盛していないお店は裏で『客』呼びをしていることも少なくはありません。
店長があの客早く帰れとか言ってるときある..
もちろん皆がみんなそうじゃないし、重要なのはお客さんに対する気持ちが言葉に表れてるってこと◎
『お』をつけるのは対象に対する敬意や大切に思う気持ちの表れであることが多いですがお金に対してもそれは同じです。
そして、金呼びしている人ほど床に小銭が落ちていたりポケットにじゃらじゃらお金がいれっぱなし..なんてことも。
かくいう私がそうでした..。
そして、言葉の印象もあまり品のないように聞こえてしまいますよね。
先程の例えでもあげたように『裏で客呼びのお店』『裏でもお客様呼びのお店』どちらの印象が良いかは明白かと思います。
金呼びしている人は同じような方が寄ってきやすく、まさしく類は友を呼ぶ結果になりやすいです。
ちょっとしたことですが言葉を少し変えるだけでも意識が変わってきます。
出費に対してポジティブにとらえる
出費に対してやった~と喜べる人はかなり少ないかと思います。
病院代や勉強代、美容代など高額になればなるほど明細を見てゲンナリしますよね。
ですが、出費したということは何かをその代わりに何かを得たということです。
- ペットの病院代で2万円もかかった
- =これでペットが元気になる
- 飲み会で1万円も散財した
- =お酒も飲めておいしい居酒屋料理を食べられた
- 月々の美容代が2万円もする
- =キレイな自分でいることが出来る
出費に対して常にポジティブなとらえ方をすることで、払って得たものに対する意識を向けることが出来ます。
そしてなにより『支払った額は変わらない』ことに気付くのが大切です。
たとえば5万円の治療費に対して、『あ~~お金が減った節約しないと。もう最悪だ』と嘆いたとしても出費が悲しみの分マイナスになるわけではありません。
5万円はきっちり5万円のままです。
逆に『これで元気になれる!』と治療費に対してポジティブな考え方をすると支払った分として受け取ったものをきちんと認識することができるようになります。
そして、何よりネガティブなとらえ方をすると支払った額以上に大きな出費に感じてしまいやすいです。
実際に払った額は5万円でもそれが6万7万と頭の中で膨らんでしまいよりマイナスになってしまう..なんてことも。
出費に対してポジティブな解釈をすることは自己投資や人生における満足感などさまざまなことに役立ちます◎
ほんとうに欲しいものを買う
本当に欲しい物を買うことで満足感が得られやすく、長く大切に使い続けることで結果的にお金が貯まりやすくなります。
もちろん人はどんなに気に入ったものを買っても徐々に飽きがくることもあります。
しかし、適当に選んだものと吟味して買ったものでは愛着などがものに対する愛着などが変わりますよね。
買い方の技術でもご紹介しましたが、常に自分が納得できるものを選んで買うことが大切です。
お金を貯める=収入を上げる、というイメージが大きいですがいかに不要なものにお金を使わないかというのもとても重要になってきます。
付き合いで何となく買っている、安いけどあまり使用感がよくないものなどなど..。
そうした出費を減らし高価でも本当に満足できるものを買うことに充てると出費しているように見えて実は節約につながっていたりもします。
床に物を置かない
よくお金持ちは床に物をおかないと言われていますよね。
たしかにお金持ちの家は綺麗で片付いてる印象があります。
『でもそれって家が大きいからじゃないの?』『収納が沢山あるからでしょ?』
いろいろな意見が聞こえてきそうですが、大事なのはなぜ床にものを置かないのかを考えるということです。
- 床は基本ほこりや歩く汚れで汚いから
- 床に置いたものは見えなくなるから
- ものを大事にしていないから
- 床にものをおく=物を管理出来ていないから
床は基本的に汚いものですよね。
特に、床に物を置いている方はそうじの邪魔になりやすくその分ほこりなどがより溜まりやすくなっています。
この時点で床に物をおいていない状態よりもより床が汚くなってしまいます..。
そして、床に物を置いているとそれを踏んで歩いたり落ちているのにそのままだったりと『見えていない』状態になっていきます。
物理的には見えているのに『感覚的に物をスルーしている状態』です。
それは物を大事にしているとは到底かけ離れていますよね。
そして、物が見えていないとまた同じようなものを買ったり気付いたら期限切れや腐っていた、なんてことも。
あるある
『ずっと冷蔵庫に入っていたものが半年前で消費期限切れ』
『お風呂場に使わないパックを数年放置』
『床に散らかった服を踏んで歩いている』
床に物を置いた時点でものはどんどん影をひそめてきます。
物を管理するには今自分がどのくらいの量持っているのかを正しく把握しなければいけませんよね。
しかし、床に置いているとそれが出来なくなってしまいます。
床に物を置かないことはものを大切にすることに繋がり、結果的にきちんと管理を出来ることで出費を抑えることが出来るようになります。
ただ床に物を置かないだけじゃなくて理由も考えることが大事なんだね..!
うんうん、でもやってみて気付くことも多いからまずは形から入ってみるのも有効だよ~。
代用できるものがないか探す
アレがない!となったときにすぐ買いに行くという方も多いですが家の中に代用できるものがないか見まわしてみるのも大切です。
例えばトイレの掃除は専用の掃除グッズがなくても重曹やクエン酸でも充分落ちることが多いです。
また消臭剤代わりにコーヒーのかすを乾燥させ使うこともできます。
すべてにおいてこうしたライフハックを試す必要はありませんが、工夫を凝らすことで節約できたり『意外とこれじゃなくても大丈夫なんだ!』と気付くことも有用です。
化粧品を自作したりする人も意外といるよね..!
買わなきゃ出来ないと思っていたことが実は身の回りの物を工夫すれば出来たり、と工夫する楽しみをみつけるのもとても面白かったりします。
特にお子さんと一緒にそうした工夫を楽しんでみるのもいいですね。
重曹のように1つでいろいろな効果をもつ物も多いので、ぜひ自作のジェネリックを見つけるつもりで楽しんでみてくださいね。
人と比べない
よく自分の年齢の平均貯金額はいくらだろう?と調べてみたり、友人たちのSNSをみて暮らしぶりを羨んだりと人と自分を比べてしまうことがありますよね..。
そしてもやもやするまでがワンセットね。
人と比べてしまうのは人間である以上仕方のないことかもしれません。
ですが、人と比べると他人の持っているブランドものに惹かれてあまり欲しくものないに買ってしまったりSNSで自慢したいがために旅行や高級店に行く、なんて行動をしてしまうことも。
平均年収などを比較してなんとなく凹むこともあるかもしれませんが、他人と自分とは暮らし方は全く違いますよね。
月収100万円でも月の出費が100万円なら貯金はゼロですし、家のローンを抱えていたり出費のほとんどがギャンブルだったりとお金の使い方は人それぞれです。
つまりどうお金を使うのかも必要な額も人それぞれ違ってきます。
人と比較をすることで知らず知らずのうちにストレスが溜まってしまいます。
結果、かえって買い物に走ってしまうという悪循環を起こさないためにも自分は自分とはっきり線引きすることが大切です。
SNSでもやもやしたときはその人にとってそれは必要なものだろうけどそれは本当に自分にとっても必要?と問いかけてみるのがおすすめです。
まとめ
以上、日常で取り入れやすい小さな習慣をまとめてみました!
どれもお金をかけずに出来ることなのでぜひ気になったものを少しずつ取り入れてみてくださいね。
少しの考え方の変化でも生活や人生は変わってくるので、ゆるく実践してみると今まで以上にお金が貯まりやすく前向きになれるかもしれません。
買い方が変われば買うものが変わり、買うものが変われば生活も変わる。まるで聞いたことのある名言のよう..。
この先どんな自分になれるのか楽しみだね..!
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