イヤホンでの動画や音楽を聴く方は多いと思いますが、耳への対策はどうしていますか?
特に梅雨の時期には湿気による炎症やその他、長時間の使用による難聴などいろいろな問題が起きやすくなります。

そこで今回は耳を塞がないイヤホンを買ってみました!
なかなか珍しいですが耳の健康や音質が気になる方はぜひ読んでみてくださいね。
耳に負担をかけないイヤーカフ型イヤホン





今回購入したのはLAKOREのイヤホンです◎
ころんとしたフォルムでかわいらしいデザイン。


TypeCのUSBコードや説明書が付属されています。


収納ケースもマットな質感でシンプルながらおしゃれな見た目。
Bluetoothで使えるので有線タイプと違い線が絡まないのがメリットですね。
ただ、なくした時に探すのが大変な部分がありますが都度ケースに戻すことで紛失を防げます。


ケースに戻すと自動で充電され、ライトが光る仕組みになっています。
ちなみにイヤホンの充電残量はスマホや端末側で見ることが出来ます。
際に使ってみてどう?
耳へのフィット感


実際に使ってみると意外とつけやすく、日常の動作であれば特に落ちる事もありません。
試しに緩く走ってみましたが取れたりすることはありませんでした。



さすがに本格的なランニングなどには向きませんが..。
普通のイヤホンより落下しやすそうな構造に見えますが意外と大丈夫です。
実際に着けてみるとこんな感じ。
遠目から見るとアクセサリーっぽく見えますね。
これをおしゃれと取るかは個人次第ですが、私は普通におしゃれだな~と思ってます。





audibleで本を聴く時にも重宝しています◎
長時間つけたら耳が痛くなる?
数時間つけても特に耳が痛くなったりは感じませんでした。重たい感じもありません。
ただ、個人差があるのであくまで参考までにしておくのが良いですね。
耳にはめないからこそ、逆に疲れにくい感じがしました。
音質は正直どう?



音質は高音がだいぶ強めです。
正直、塞がない事にフォーカスして買ったので音質はフル無視だったんですがわりと高音が強めのイヤホンです。
重低好きにはかなり物足りないかも..?
ですが、音楽が聴ければいい!という方にはそれほど問題はなさそうです。
変にノイズが入ったりガサガサした音はないので普通に使えるかな~と思います。
かなりの音楽好きには勧めないかも。
音漏れはする?公共の場は注意
電車で隣同士などは若干聞こえる可能性はありますが、余程近くなければ特に問題はないです。
ただ塞ぐタイプに比べるとどうしても密閉性は下がるので音漏れはしやすくなります。
ですが無音の図書館や余程の近距離、もしくは爆音で聞かない限りそれほど心配は要らないですね。
声はクリアに聞こえる?
実際、電話中にも使ってみましたが声も音の質としては普通並ですね。
やはり高音気味なのでやや高めですが相手の声もきちんと聞き取れますし、聞きにくさなどはありません。



至って普通のイヤホン、って感じですね◎
耳の健康を考えた構造が一番のメリット
やはり塞がない事のメリットといえば『耳の健康』
イヤホンで外耳炎になるケースとしては、イヤホンの長時間の装着によって耳の穴が高温多湿になって菌が繁殖しやすくなり、耳の穴の皮膚の傷に感染して炎症を起こす場合があります。
とがし医院
また、イヤホンの長時間使用で有毛細胞が損傷され難聴になるリスクも高まってしまいます。



特に若い方は大音量や長時間の傾向が強いので注意ですね。
物理的に塞がない事で、外耳炎やカビ、難聴のリスクを減らせることが出来るので安心してイヤホンを使うことが出来ます。
特に小さいお子さんなどにプレゼントするのもおすすめですね。
密閉タイプから塞がないタイプはなかなか抵抗があるかもしれませんが、安全や耳の健康を考えるとぜひ使ってみて欲しいと思います。
「ながら聴き」で生活が便利になる
密閉タイプになれていると、その没入感がとても心地よく思えると思います。
正直私も音楽を聴くのに生活音や周りの音が入るのは抵抗がありましたが今では慣れて特に気にならなくなりました。
そして、散歩しながら音楽を聴く方にも安全の為になるべく塞がないタイプをおすすめします。



最近の車は静かなので逆に危ない..。
没入感をあえて減らすことでゲーム依存や長時間の音楽、スマホ依存を減らせるので一石三鳥です◎
人気の耳を塞がないイヤホンを紹介
どんな種類がある?
耳を塞がないイヤホンには、主に3つのタイプがあります。
それぞれのタイプによって、音の聞こえ方や装着方法、耳への負担の感じ方が異なります。
骨伝導の仕組み
まず骨伝導タイプは、空気の振動ではなく、骨を通して音を伝える仕組みです。
イヤホンを耳の穴に装着するのではなく、耳の前の側頭骨あたりに接触させて使用します。
音を骨から直接内耳に届けるため、耳の穴を完全に塞ぎません。
耳に乗せる・引っ掛けるタイプ
次に耳に乗せる・引っ掛けるタイプは、耳の穴の手前や耳介(じかい:耳の形をつくっている軟骨部分)にイヤホンを乗せたり、引っ掛けたりして装着します。
これも耳の穴を塞がない構造になっています。
オープンイヤー型とも呼ばれるタイプです。
耳を挟むタイプ
そして耳を挟むタイプは、イヤーカフのように耳たぶや耳介の一部をイヤホンで挟んで装着します。
このタイプも耳の穴を塞がずに音楽などを楽しめます。
今回レビューするLAKOLEの「耳をふさがない イヤフォン」はこのタイプに該当します。
特徴別比較
種類 | 構造・装着方法 | 耳への負担(耳の穴) | 主なメリット | 注意点 |
---|---|---|---|---|
骨伝導タイプ | 側頭骨に接触させて使用 | なし | 周囲の音が聞こえる、耳の穴が蒸れない | 音質に独特な特徴がある |
オープンイヤータイプ | 耳介に乗せるか引っ掛けて使用 | なし | 開放感がある、周囲の音が聞こえる | 音漏れしやすい傾向がある、装着位置で聞こえ方が変わる |
イヤーカフタイプ | 耳たぶや耳介の一部を挟んで使用 | なし | コンパクトでデザイン性が高い、周囲の音が聞こえる | 長時間装着で耳が痛くなる可能性、音漏れ |



耳の健康を考えるなら、これらの耳の穴を塞がないタイプのどれを選ぶかが大切です
このように様々な種類があるので、ご自身のライフスタイルや重視する点に合わせて、最適なタイプを選ぶことが快適に利用するための第一歩となります。
自分に合う選び方
「耳に負担をかけずにイヤホンを使いたい」と考えるみなさんにとって、耳を塞がないイヤホンは魅力的な選択肢の一つです。
様々な種類が登場しているので、どれを選べば良いのか迷ってしまいますね。
ご自身のライフスタイルや使い方に合わせて最適な一本を選ぶことが大切です。
自分に合う「耳を塞がないイヤホン」を選ぶには、いくつかのポイントがあります。
まず、最も気になる耳への負担がどの程度かを考えましょう。
骨伝導タイプ、耳に乗せるタイプ、耳を挟むタイプなど、それぞれ耳への接触の仕方が異なります。
長時間使うことが多いなら、締め付けが少なく重さを感じにくいタイプを選ぶと良いでしょう。
次に、どのようなシーンで使いたいかを具体的にイメージしてください。
自宅での「ながら聴き」がメインなのか、通勤電車やオフィスでの使用が多いのかで使用感は大きく変わります。
例えば、運動中に使うなら、フィット感が良く汗や水に強い防水性能がある製品が安心です。
カフェや図書館など静かな場所で使う場合は、音漏れが少ない構造のものが望ましいです。
音質についても考慮しましょう。
耳を塞がない構造上、カナル型やオーバーイヤー型に比べて低音域が弱くなる傾向があります。
音楽鑑賞が中心であれば、レビューなどを参考に、自分の好みに合った音質の製品を探すことをおすすめします。
ポッドキャストやオーディオブックなど、人の声がメインなら、中高音域がクリアに聞こえるかがポイントになります。
デザインや装着感も見逃せない要素です。
耳に装着するものですから、見た目の好みはもちろん、メガネをかけている方は干渉しないか、長時間つけても痛くならないかなど、フィット感をしっかり確認してください。
店頭で試着したり、オンラインで購入する場合は返品ポリシーを確認したりすると安心です。
最後に、バッテリー持ちやマイク性能、マルチポイント接続など、必要な機能があるかもチェックしましょう。
外出先で長時間使いたいならバッテリー持ちは重要ですし、オンライン会議で使うことが多いならマイク性能は必須です。
複数のデバイスと接続したい場合はマルチポイント機能があると便利です。



これらのポイントを踏まえて、ご自身の使い方にぴったりの耳を塞がないイヤホンを選んでください
ご紹介した選び方を参考に、耳の健康を守りながら、快適なオーディオライフを送れる最適な一台を見つけてくださいね。
LAKORE以外の他の人気のおすすめ製品はこれ
LAKORE以外にも、耳を塞がないスタイルの人気製品はたくさん登場しています。
オープンイヤー型や骨伝導型など、様々な種類があります。
たとえば、ソニー、ambie、BOSEといったオーディオメーカーが独自の技術を使った製品を展開しており、それぞれに特徴があります。
製品名 | メーカー | 種類 | 主な特徴 |
---|---|---|---|
Ultra Open Earbuds | BOSE | オープンイヤー型 | イヤーカフ型、OpenAudioテクノロジー |
LinkBuds Open WF-L910 | ソニー | オープンイヤー型 | ドーナツ型デザイン、耳前面のタップ操作 |
ambie sound earcuffs AM-TW02 | ambie | オープンイヤー型 | イヤーカフ型、軽量、IPX5防水対応 |
Float Run WI-OE610BQ | ソニー | オープンイヤー型 | 耳の前にスピーカーが浮く構造、IPX4防滴 |
OpenRun SKZ-EP-000003 | Shokz | 骨伝導型 | スポーツ向け、IP67防水・防じんに強い |
ATH-CC500BT | オーディオテクニカ | 骨伝導型 | 軟骨伝導を活用、独自の振動ドライバー |
どの製品も耳への圧迫感が少なく、周囲の音も聞き取りやすいメリットがあります。
製品を選ぶ際は、ご自身の使い方に合うタイプ(オープンイヤー型か骨伝導型か)、装着感の好み、音漏れのしやすさ、マイク性能など、重視する点を比較検討してみてください。
まとめ
実際にlakoleの耳をふさがないイヤホンを使ってみた感想です。
まず、耳への負担についてですが、長時間の使用でも、耳の中が蒸れたり痒くなったりすることがありませんでした。
音質は一般的なイヤホンに比べ、低音は穏やかですが、人の声ははっきりと聞き取れます
一番のメリットは、やはり「ながら聴き」ができる点です。
自宅で家事をしながらでも、家族の声やインターホンの音を聞き逃す心配がありません。
「外にいる時も、車や自転車の音に気づけるのは安心ですね。」



耳への負担を減らしたい人には、lakoleはとても良い選択肢です
耳を塞がない構造のため、長時間の使用でも不快感が少なく、耳の健康を気遣う方に適しています。
日常生活の中で音を楽しみつつ、安全や家族とのコミュニケーションも大切にしたい方に、lakoleはぜひ試してほしい製品です。
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