
最近はオルソケラトロジーを試そうか迷っている方も多いかと思います。
今回はオルソケラトロジーを試したけれど、やめてしまった経験についてお話しします。
この記事を読むと、オルソケラトロジーをやめた理由や治療のデメリット、やめた後の変化がわかります。
オルソケラトロジーを検討中の方、やめようか悩んでいる方の参考になるはずです。
この記事でわかること
- オルソケラトロジーをやめた理由と体験談
- 治療のデメリット
- やめた後の視力の変化
オルソケラトロジーをやめた理由と私の体験談
オルソケラトロジーをやめた理由は人それぞれですが、私の場合は視力があまり上がらなかったことが主な理由です。
具体的には、視力が上がらなかった私の体験、日中の見え方に問題、経済的な負担について解説します。
オルソケラトロジーは、合う人にはとても良い近視矯正法ですが、私のように、効果を感じられない場合や、見え方に問題が出る場合もあります。
事前に眼科医とよく相談し、デメリットやリスクについても十分に理解しておくことが大切です。
視力が上がらなかった私の体験
オルソケラトロジーとは、寝ている間に特殊なコンタクトレンズを装用して角膜の形を変え、日中は裸眼で過ごせるようにする近視矯正法です。
私も手術不要で日中はコンタクトレンズやメガネがいらない生活に憧れ、オルソケラトロジーを始めました。
しかし。1週間経っても視力は左0.3〜0.4程度までしか回復せず。



結果的に治療の継続を断念しました..。
項目 | 詳細 |
---|---|
治療開始前の視力 | 右0.04 左0.06 |
治療1週間後の視力 | 右 変化なし 左0.3~0.4 |
期待していた視力 | 0.8以上 |
視力の変化 | 体感としては結構見える |
日中の見え方 | ぼやける、二重に見える |
困ったこと | パソコン作業、細かい文字を読むのが困難 |
眼科医からのアドバイス | これ以上の視力向上は見込めない |
意外だったのは体感的に視力が上がったように感じていたので、視力検査で変化がなくびっくりしました。
オルソケラトロジーは、角膜の形状や近視の度合いによって効果に個人差があり、すべての人に同じような効果があるわけではないことを実感しました。
日中の見え方に問題
オルソケラトロジーは、日中裸眼で過ごせるようになる近視矯正法ですがレンズを外した後の角膜の形が安定せず、日中に視力が変動する場合があります。
私も日中にぼやけたり、ものが二重に見えたりすることが頻繁にあり、特に夕方になると見え方が不安定になるため車の運転も不安でした。



夜の時間帯のバイトですがいつも眼鏡を掛けて仕事してましたね..。
日中の見え方に問題があると日常生活に支障をきたすだけでなく、精神的なストレスにもつながります。
オルソケラトロジーのデメリット
オルソケラトロジーには、近視矯正効果が期待できる一方で、いくつかのデメリットも存在します。
特に効果の個人差や継続の難しさ、合併症のリスクがオルソケラトロジーを始める前に知っておくべき重要なポイントです。
そして、オルソケラトロジーは全ての人に同じ効果があるわけではありません。
ご自身の目の状態や生活習慣に合った治療法かどうかを慎重に見極める必要があります。
効果に個人差
オルソケラトロジーは、角膜の形状を変化させて近視を矯正する治療法ですが、効果には個人差があります。
具体的には、近視の度合いや角膜の硬さなどによって、期待する視力まで回復しない場合や、効果が安定するまでに時間がかかる場合があります。
項目 | 詳細 |
---|---|
近視の度合い | 軽度から中等度の近視の方が効果が出やすい |
角膜の硬さ | 角膜が柔らかい方が効果が出やすい |
年齢 | 若い方の方が効果が出やすい |
生活習慣 | 規則正しい生活習慣の方が効果が安定しやすい |
レンズのケア | 正しいレンズケアを行うことで効果が維持できる |
定期的な検診 | 定期的な検診を受けることでトラブルを早期発見できる |
オルソケラトロジーの効果を最大限に引き出すためには、眼科医の指示に従い、正しいレンズケアを継続して定期検診を受けることが重要です。
継続の難しさ
オルソケラトロジーは、毎晩レンズを装用する必要があるため、継続が難しいと感じる方もいます。
例えば、旅行や出張の際にレンズケア用品を持ち運ぶ必要があることや毎日同じ時間にレンズを装用・脱着することが面倒に感じることもあります。
特に不眠症の方や短時間睡眠の方は向かない可能性が高いです。



レンズケアを怠ると、感染症などのリスクが高まります。



特にお子さんは毎日レンズを装用するのが大変だよね..。
オルソケラトロジーを続けるためにはレンズケアを習慣化し、生活リズムを整えることが大切です。
合併症のリスク
オルソケラトロジーは、コンタクトレンズを使用するため、合併症のリスクがあります。
具体例として、角膜炎、角膜びらん、角膜潰瘍などがあります。
重篤な場合は視力低下につながることもあります。
項目 | 詳細 |
---|---|
角膜炎 | 角膜に炎症が起こる病気 |
角膜びらん | 角膜の表面に傷ができる病気 |
角膜潰瘍 | 角膜に潰瘍ができる病気 |
合併症を予防するためには、眼科医の指示に従い、正しい方法でレンズケアを続けることが大切です。



目に異常を感じたら、すぐに眼科を受診してね。
合併症のリスクを最小限に抑えるためには、定期検診を受け、早期発見・早期治療することが重要です。
費用が高額
オルソケラトロジーは、健康保険が適用されない自由診療のため、治療費が高額になります。
初期費用として、検査費用、レンズ費用、初年度のケア用品費用などで、平均15万円から25万円程度かかります。
また、定期検診費用やレンズの買い替え費用なども必要です。
項目 | 詳細 |
---|---|
初期費用 | 検査費用、レンズ費用、ケア用品費用など |
定期検診費用 | 定期的に検査を受ける必要がある |
レンズ交換費用 | レンズが破損したり、合わなくなった場合に必要 |



治療を始める前に、費用についてもしっかり確認してね..!
経済的な負担を軽減するためには、医療費控除の活用や、複数の眼科の費用を比較検討することがおすすめです。
オルソケラトロジーをやめてから、視力がどのように変化したのかについて解説します。
私の場合は、やめてから数日で元の視力に戻りました。
オルソケラトロジーをやめた直後の視力
オルソケラトロジーをやめた直後は、日中の裸眼視力が少しの間だけ維持されることがあります。
これは、角膜の形状がまだ完全に元に戻っていないためです。
私の場合は、オルソケラトロジーをやめた翌日も日中は比較的良好な視力を保てていました。
しかし、2日目になると朝起きた時からすでに視力が低下しているのを感じました。



オルソケラトロジーをやめてから、すぐに元の視力に戻る場合と、少しの間だけ視力が維持される場合があります。
オルソケラトロジーをやめて数日後の視力
オルソケラトロジーをやめて数日経つと、ほとんどの方が元の視力に戻ります。
角膜の形状が完全に元に戻り、オルソケラトロジーの効果がなくなるためです。
私もオルソケラトロジーをやめて3日目には、完全に元の視力に戻ってしまいました。
日中のぼやけや二重に見える症状も改善され、以前と同じようにメガネやコンタクトレンズが必要になりました。



元の生活に戻ったなぁ..と感じますね。
まとめ
私の場合、オルソケラトロジーは視力があまり上がらず、日中の見え方に問題があったので治療を終了しました。
オルソケラトロジーには効果の個人差や継続の難しさ、合併症のリスク、費用が高額というデメリットもあります。
個人的には憧れの裸眼生活が断たれてちょっとショックですが、経験できたことが大きな収穫かなと思います◎
オルソケラトロジーを検討している方は、これらの情報を参考にご自身に合った治療法かどうかを慎重に判断してください。



この記事が参考になれば幸いです..!



個人差があるから判断は慎重にね。
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