新しい事と言えば、やはり転職や習い事。趣味のサークルや新たな挑戦など。
年明けに『今年こそは!』と大きな抱負を抱えてもいざやってみようと思うと不安で先延ばし..。
そんな状態を繰り返している、なんて方も多いのではないでしょうか。
今回はメンタル弱めな私がいつも心がけている行動や考え方などをご紹介していきたいと思います。
※ただし個人的なお話なので場合精神的にお悩みの方は精神科医などによる専門的な記事を読む事をお勧めします。

今、新しいことを始めようとして不安でいっぱい!という方はぜひ最後まで読んでみてくださいね。
この記事で分かること
- 新しいことへ挑戦するには
- 変化への不安を和らげる方法
- 不安が起こりにくくなる行動
新しいこと=不安!
主に新しい事=ワクワクするタイプと不安が起きやすいタイプがいますよね。
私自身、新しく仕事を始めるときや行ったことのない場所、新たな経験などに対してかなり不安を抱いてしまう方です..。
また始める前や始めたての時にはいつもの習慣が崩れたり一切何も手につかない、なんてことも。



無気力でネットに走ったり燃え尽きのような感じになります..。
新しいことが不安、という方の中には寝込んだり体がだるく抑うつ的になるという方もいるのではないでしょうか。
今回は不安やストレスに弱い私のセルフケアや個人的な対処方法などをご紹介していきたいと思います。
脳は過保護でめんどくさがり
ブラック企業で働いていて、辞めた方が良いと分かっていながらも結局同じ会社で何年も働いているという話はよく聞きますよね。
いじめや冷遇、ストレスや社会復帰など。本当は逃げたい、変えたいと願いながらも慣れ親しんだものから抜け出せない心理が人間にはあります。



現状維持バイアスってやつだね..!
基本的に未知の体験は不安の方向へ働きやすいです。
特に日本人はもともと不安を感じやすい方が多く、新しいことや先の見えないことへの恐れ感じる方も多いのではないでしょうか。



日本は保険大国と言われるのもその代表例ですね。
脳は出来るだけ省エネを求めるので心理学ホメオスタシスが働きやすいです。
いわば、恒常性と言われるシステムですね。
本当は仕事を始めたいのに、怖くて就職活動をやめてしまう。サークルに入りたいけど、不安だから申し込みを取りやめるなど。
生活や日常が大きく変わろうとする際に強く働きやすいのがこの恒常性です。



脳は過保護でめんどくさがり..。
こうした働きを親と子に分けてみると、より想像がしやすいです。
自分の我が子が傷つくなら、『今のまま安心安全に』と挑戦する機会を善意で遠ざける母親をイメージすると分かりやすいですね。
- あのスポーツやってみたい!
- でも危ないでしょう?怪我しちゃうかもしれないよ。
- 自分でやってみたい!
- 失敗したらどうするの?危険だから今はやめなさい。
- 新しいことを始めてみたい!
- 上手くいくか分からないでしょ?笑われちゃうかもよ。
大抵、純粋な『やってみたい』の後に『でも..』とネガティブな発想や理由が浮かんでくるのではないでしょうか。



脳はちょっぴり過保護なんだと思うとこうした発想から抜け出しやすくなります。
コンフォートゾーンの外はストレスを感じやすい?
新しいものは苦手、といいつつも新発売のゲームや化粧水を試すのに、極度のストレスを感じる方は少ないかと思います。
ですが新しい資格の取得や研修、転職や引っ越しなどはストレスを感じやすいですよね。
これはコンフォートゾーン、いわゆる快適で安全な地帯の外にあるものを得ようとするときに感じやすい心理的な抵抗です。
コンフォートゾーンは実家や身の回り、今の環境など快適で不安の少ない場所ですが反対に成長も少なくなってしまいます。
反対に未知の領域や経験したことのない領域、コンフォートゾーンの外をラーニングゾーンといいます。



分かりやすく例えるなら海外留学など!
ラーニングゾーンは不安も感じやすいですがその分、経験値や新たなスキルなどを伸ばすことが出来ます。
そのため、不安や緊張とスキルや経験値はセットといっても過言ではありません。
言い換えると新しい事への不安感や抵抗感=変化の前触れとも言えますね◎



分かっているけどやっぱり怖い..。
不安を和らげるには?
一気に詰め込まない



とにかく勢いで詰め込むと詰みます..。
私の場合、勢いのある内にと3つも4つも高負荷な用事を入れると確実に病むことに気が付きました。
なので一つ一つ処理しながらまた新しい事に挑戦することで、以前よりぐったりすることが緩和されたたように感じます◎
思いついたときには瞬発力もあって自分でも出来る気がするのですが、時間が経つとどんどんめんどうに..。
そのためテンションが上がった時や調子が良いときに一気に詰め込まない事も意識しています。



勢い任せの代償を払うのは自分自身なんですよね..。
意外とみんな同じだと知る
以前、求人応募の連絡待ちに強いストレスを感じたときにネットを検索してみたところ、
- 面接 連絡 吐きそう
- 連絡 面接 何も手につかない
- 面接連絡 辛い ストレス



意外とみんな同じなんだなぁ、としみじみ感じました..。
他の人はつい簡単に乗り越えてるように見えますが結構みんな同じような感じだったりするんですよね。
なので『割とみんなそう』と思う事もストレスを和らげる一つの方法だと思います。
目的を思い出す
変わろうと思ったのはやはり何か『目的や欲しい未来』があったからだと思います。
お金であったり、モテや上達。ライブや旅行などなど。
欲しい結果の為に行動することが殆どだと思いますが、ストレスがかかると忘れてしまいがちですよね。



『もういいや』と折角の決心を取りやめてしまうことも。
ですが、ストレスで新しい事への挑戦をやめたくなるたびに元々の目的を思い出すとメンタルがぶれにくくなります。
例えば
- 転職
- 手段:会社や働き先を変える
- 目的:より待遇の良い会社へ移って家族と海外旅行に行く
仕事を変える事はあくまで『目的への手段』であって、ただの通過点だという事を客観的に引いた視点で見直すことも重要です。
良くも悪くも待たない
例えば申し込み後から実際に始める日や、合格発表など結果が分かるまでの間は延々不安に陥ってしまいやすくなります。
ですが、不安は起きてから考えるようにすると決めるとより不安が軽減されます。



ですが、そうは言っても不安は沸き起こってくるものですよね。
そんな時には次に紹介する、『安心して困る』のもおすすめです。
安心して困る



安心して困るって..?



その意味はぼのぼのっていう漫画で分かるよ◎
ストーリー
全部の貝を食べてしまったぼのぼの。
『全部食べちゃったなぁ』と先の不安に困るぼのぼのにアライグマ君が、
『あとで困ることをなんで今困るわけ?』とばっさり言います。
重ねて、『あとで困ればいいじゃねぇか。なんで今困るんだよ』とアライグマ君。
しかし、それを見たスナドリネコさんが
『困らない生き方なんて絶対ないんだよ』
『そして困ることは絶対終わるんだよ』と言います。
そして最終的に、『安心して困れるようになったか?』というほのぼの哲学的なお話です。
どんなに考えないようにしても困ってしまうことはあります。
ですが、同時にいつか問題は終わりを迎えます。
そして困った時の対処を決めておくことで不安から一歩抜け出すことが出来ますよね。



よく考える事と悩むことは違うといいます。
例えば
- 新しい職場にいやな人が居たらどうしよう、怖い。(悩む)
- 嫌な人が居たらすぐやめよう(考える)
- 別の候補を予め探しておこう(考える)
- 失敗したらどうしよう、行きたくない(悩む)
- 失敗したら一度深呼吸するようにしよう(考える)
- 苦手な所や弱い部分を練習しよう(考える)
先にこうなったらこうしよう、と解決策を用意しておいた上で困るのがこの安心した困り方。
不安になりやすいからこそあえて安心して困るという言葉を大切にしています◎
不安や怖さを認める
不安をかき消そうとして『いや、別に気にしてない』なんて態度を取ってしまう方も多いのではないでしょうか。
不安の感情を見ないふりをしていると、逆に不安感がずっと付きまとってきます。
不安⇒現実逃避⇒不安というループにはまってしまい、延々と『得体の知れない不安』に苛まれることも。



気にしてないといいつつも頭の片隅には居るんですよね。
不安や緊張を感じた時には逆に『自分は今めちゃくちゃ緊張してる!』と認識する事でむしろ段々と落ち着いてきます。
『うわ~不安だ怖い!』と言葉にすることで自分自身の感情を認めてあげましょう。
まとめ
どんな問題もいつかは必ず終わります。
いつかは必ず期限が来て、いつかは必ず結果が出ます。
転職のドキドキや新たな経験への緊張も2回3回と繰り返すうちにだんだん慣れて最初の不安もいつしか懐かしくなりますよね。



どきどきは最初のボーナスだね..!
最初にしか味わえない貴重な感情だとプラスに捉えつつ、新たな事にぜひチャレンジしてみてください◎
新しい経験は不安も沢山ですがその分経験値も沢山ゲットできます。
一歩踏み出した、もしくは踏み出そうとしている自分の勇気と成長を誇りに新たな世界に飛び込んでいきましょう。
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